MOTへの道 ~ 小論文対策
先日、ビジネススクールの合格発表が掲示されていました。4月から一緒に勉強させて頂く方々よろしくお願いします。よく考えれば今回の小論文対策は試験前に書いた方がよかったですね。 さて、独学で大学院入試を目指すにあたって、問題となるのは小論文対策と面接です。そこで、今回は私が行った小論文の対策方法について述べたいと思います。
後に紹介する本にも載っていますが、基本的に小論文は論文です。意見と合う、合わないでなく、課題に対する主張が論理的に展開されているかを求めるものです。小論文対策に入る前にロジカルシンキングで使われるMICEの考え方を学習しておく事をお勧めします。
私は3年ほど前に「ロジカルシンキング(著:照屋 華子、岡田 恵子:東洋経済新報社)」を読んでいましたので、それを復習したという感じです。ロジカルシンキングについてはたくさん書籍が出ていますので、本屋で立ち読みをして、とっつきやすい本から始めるのがいいと思います。)
さて、対策です。私の場合、まずは基本的な書き方を学習する為に、「社会人入試合格小論文(著:樋口裕一:学研)」「社会人入試の小論文の書き方(著:工藤美知尋:三修社)」「社会人入試の小論文-思考とメソッドのまとめ方(著:吉岡友治:実務教育出版)」を参考にしました。前者2作は大学入学がメインターゲットなので、大学院対策としては少し物足りないかもしれませんが、とっつきやすいので、小論文の勉強の最初のスタートには適していると思っています。(実は吉岡氏の著書では「~式」などと書かれている本は論理的ではないなどという批判的な文章が巻末に踊っているのですが…)
これらの本は例題と模範解答も載っているので、時間を決めて例題をこなしつつ、模範解答でどこが違うかの比較をしました。自分の受けたい分野と違う分野の小論文も多数掲載されていますが、小論文はあくまでも論文です。課題に対する意見を論理的に述べる練習をする訳ですから、分野が違っていてもいいのです。あとは時間をしっかりと計りました。当日、試験時間からどれくらいの規模の小論文を要求しているのか、もしくは書けるかが分かるからです。
前者を読んだ後に、後者を読み、こちらでも、ポイントを学習しながら、例題を解いていきます。どちらかというと前者に比べると、ちょっと読み応えがあるかなという感じです。
これら2書で一通り小論文の書き方を学んだら、次は実問題に入る事にしました。
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